身長から分かる!今買うべきストライダーとは?14xが長く使える理由
幼児期の子どもの身長は個人差が大きいもの。ストライダーでは年齢の目安が明示されていますが、年齢を満たしても必ずしも我が子に合うとは限りません。「うちの子は小柄だから、まだ早いかな?」「うちの子は体格がいいから、すぐ乗れなくなってしまうのでは?」といった心配もあるかと思います。そこで年齢だけではなく身長からも分かる、今買うべきお子様に合ったストライダーをチェックしてみましょう!
いつからいつまで乗れる?身長サイズの目安
ストライダーは安いものではないからこそ、「失敗しないで子どもに合ったものを買いたい!」と思うのが親心。しかし長く乗ることを重視しすぎて大きいものを選ぶと、思わぬ怪我につながりかねません。重要なのは両足でしっかりと体を支えることができ、しっかりと蹴れること。お子様に無理がないか、身長の目安を確認してみましょう。
ストライダー12インチ | 身長目安:70~115cm |
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ストライダー14x | 身長目安:95cm~125cm |
年齢?サドル調整?身長以外に参考すべきポイント
子どもがストライダーに乗るうえで、身長以外にも乗り心地に大きく影響するポイントがあります。成長に合わせた年齢の目安はもちろん、サドルやハンドルの高さは適切でしょうか?「うちの子はちょっと上達が遅いかな?」と感じる場合は、次の項目が合っているか確認してみましょう。
年齢目安
- 1歳半~5歳:ストライダー12インチ
- 3歳半~7歳:ストライダー14xランニングバイクモード
- 3歳半~7歳:ストライダー14xペダルバイクモード
- 7歳以降:18~20インチ自転車へ移行
身長から考える正しいサドルの高さ
ストライダーの正しいサドルの高さは、またがった時にひざが少し曲がり、両足がしっかり地面についている状態です。サドルが低いとひざが曲がりすぎ、足を動かしにくくなってしまいます。最初の組み立て時など屋内で調整する際は、いつも履いている靴の高さも考慮しましょう。
一方ペダルモードでは、サドルを少し高くします。高くすることで足が窮屈にならず、ペダルを漕ぎやすくなります。目安は足の裏が半分くらい着き、ひざが軽く曲がるくらい。ペダルを一番下まで踏み込んだ時に、ひざが少し曲がるくらい余裕がある状態がベストです。少し余裕を残すことで、転倒への不安を軽減するでしょう。
身長に合わせた幅広いサドルの調整範囲
ストライダーのサドルは、お子様の成長に合わせて細かい調整ができるようになっています。
ストライダー12インチ | 地面から28cm~47cmで調整可能 |
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ストライダー14x | 地面から38cm~55cmで調整可能 |
子どもの足の長さ平均をみてみると、3歳の股下は34cmとされています。身長が大きめの3歳なら14xも乗れるかと思いますが、小柄な子は4歳になってからのほうがスイスイ楽しく乗れるでしょう。
一方で7~8歳の股下平均は51~53cmとされています。このことから14xは7~8歳までサドルの調整でカバーでき、長く乗れるということが分かります。他社のキックバイクと比較しても、これほど広い調整幅はあまりみられません。
子どもの成長は想像以上に早いもの。気が付いたら高さが合っていないこともあるでしょう。初心者は安定重視の低めに、慣れて来たらスピード重視の高め設定をおすすめします。少し調整するだけで格段にスピードが上がり、親も驚くほど上達しますよ!
身長に合わせた正しいハンドルの高さ
身長に合わせて、サドルの調整と一緒に確認したいのがハンドルの高さ。ハンドルを握った時にひじが軽く曲がる状態で、ハンドルの高さはおへそより少し上くらいがよいでしょう。ひじが軽く曲がることで地面からの衝撃を吸収してくれます。
逆にハンドルが低すぎて腕が曲がりすぎてしまうと、ハンドル操作をしにくくなってしまうので注意してください。サドルとハンドルを適切な高さにすることで操作しやすくなり、子どもの背筋が伸びて前方が見えやすくなります。
ストライダー14xが選ばれる理由
子どもに負担が少ない超軽量!
ストライダー14xの大きな魅力のひとつは、その車体の軽さにあります。ランニングバイクモードで5.5kg、ペダルを装着した後でも6.5kgという、キックバイクのなかでも圧倒的な軽さを誇っています。
親が運ぶときに楽なのはもちろん、子どもが転んで起こすとき、ハンドルを切るときなど、子どもへの負担を少なく乗ることができます。車体が軽いことで操作もしやすく、自然と上達も早くなるでしょう。3歳を過ぎれば自分でも運べる重さなので、子ども自身に片づける習慣を身に付けさせるのにもぴったりです!
2WAYで楽しめるペダル後付け自転車
ストライダー14xの一番の特徴は、ペダルを後付けできること。両足を上げてバランスがとれるようになり、スピードもコントロールできるようになったらペダルモードに挑戦してみましょう!そしてペダルの着脱もとっても簡単!機械が苦手なママでも付属の工具を使って3分、慣れれば1分で付け外しができちゃいます!
一般的な自転車は一度ペダルを付けてしまうと自転車としてしか乗れませんが、ストライダー14xはペダルが小さく作られているため、ペダルが付いたままでもストライダーとして乗ることができます。サドルにまたがった状態で蹴り進んでも邪魔にならず、自転車とストライダーが同時に楽しめる2WAYの自転車となっています。
公道も走れる前後ブレーキ付き
ストライダー12インチはブレーキを付いていませんが(この年齢は手でブレーキをかけるよりも本能的に足でブレーキをかける方がやりやすい)一方で、14xは自転車として乗ることを前提としているため、公道走行できる要件のブレーキを装備。3歳半以降であればある程度握力もついてきますので、ブレーキのコントロールもできるようになります。自転車デビューに備えて、ブレーキの練習をしておきましょう。
おしゃれな3色カラー
カラーは「スティールブルー」、「ライムイエロー」、「フューシャピンク」の3色。「スティールブルー」は青空のようなポップな水色、「ライムイエロー」はライムのような優しい黄緑色、「フューシャピンク」は目の覚めるようなショッキングピンクです。男の子でも女の子でも、性別問わず楽しんで乗れるカラーとなっています。
ストライダー14xがおすすめなお子様
4歳を過ぎてストライダーデビューを考えているお子様には、12インチではなく14xをおすすめします。4歳といえばファースト自転車を考え始める頃。4歳のお誕生日に自転車を買ってもらう子も多く、周りのお友達が自転車に乗り始めれば自転車への憧れも強くなるでしょう。
自転車の練習にいいのはどっち?ストライダー14xと補助輪自転車
補助輪自転車の意外な盲点
自転車デビューと言えば、まず補助輪自転車を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし最初に補助輪自転車に乗ることは、子どもが上達するうえで大きな落とし穴があります。
そもそも補助輪自転車とストライダーは、体の使い方が全く異なります。補助輪自転車は三輪車のように安定しているため、乗っている時にバランスをとる必要がありません。曲がるときはハンドルを切るだけでよく、体を傾けるといった体重移動の練習ができません。そのため補助輪自転車は、ペダルを漕ぐ練習に向いています。
一方でストライダーは、スピードに乗るバランス感覚や方向転換時の体重移動を養うことができます。これはまさに自転車に乗るときに必要な感覚。補助輪自転車では補助輪を外すとこれまで全く意識していなかったバランス感覚が必要となり、同時にペダルを漕がなくてはなりません。その突然の不安定さに、子どもの恐怖は倍増します。ストライダーと比較して、補助輪自転車が自転車に乗れるようになるまでに時間がかかる理由がここにあります。
「転ぶストライダー」と「転べない補助輪自転車」
補助輪自転車は、その安定性から転ぶ経験をほとんどすることがありません。
一方ストライダーではたくさん転んで上達することを前提としているので、重心が低く車体も軽量、転んでも大きなダメージにならない安全設計となっています。たくさん転んだ経験から子どもたちは、「安全な転び方」や「転ばないようにする体の使い方」を覚えていきます。そのため自転車に乗った時も、さほど恐怖を感じないでしょう。
練習に付き合う親としても、子どもがどんどん上達してくれるのは嬉しいこと。せっかくの休日を使って嫌がる子どもに練習させるのもつらいですし、親が中腰になって自転車を支えることは身体的にもつらい戦いとなります。14xはストライダーの段階で知らず知らずのうちに体の使い方を覚えるので、ペダルの漕ぎ方さえマスターしてしまえば、あとは自主的に楽しんで上達できるでしょう。
ストライダー14xに乗る!簡単練習ステップ
初めてストライダーに挑戦する方のために、14xに乗れるようになるまでのステップをご紹介します。お子様の成長スピードを見ながら、焦らずステップアップしてくださいね!
ランニングバイクモード(ペダルなし)
バランスの練習
- 下を向かず前を見る
- 地面を蹴ってまっすぐ進む
- 慣れて来たらスピードに乗って、両足を地面から離してみる
→走行距離が伸びバランスがキープできるようになってきたら次のステップへ!
ハンドル操作練習
- 曲がりたい方向に目線を向ける
- ハンドルを切るのではなく、体重移動で曲がる
→左右スムーズに曲がれるようになったら次のステップへ!
ブレーキの練習
- 両足を使って止まる練習
- 足で止まれるようになったらブレーキを使う
→両手でブレーキを使い止まれるようになったら次のステップへ!
ペダルバイクモード(ペダルあり)
ペダルを漕ぐ練習
- サドルを大人が持ち、少し浮かせた状態でペダルを漕いでみる
- 前を向いたままペダルに足を乗せ回転させる
→スムーズに漕げるようになったら次のステップへ!
実際に自分で漕いでみる
- ペダルを漕ぐ感覚が身に付いたら、サドルをそっと離し前に送り出す
- これを繰り返す
→「できているよ!」と声掛けをして、子どものモチベーションを上げましょう!
子どもの成長に合わせてモードがチェンジできるストライダー14x
ストライダー14xは3歳半からが対象年齢となっていますが、実際私も息子を乗せてみて、やはり4歳ぐらいからがちょうど良いかなと感じています。大人はついつい、ちょっと大きいサイズに乗せたくなりますが(小さいと身体に合ってないと感じてしまいがち)、逆にちょっと小さいぐらいの方が子どもはコントロールしやすいものなのです。
また、ストライダー(12インチ)を経験していなくてもストライダー14xなら、ペダルなしモードがあるため、しっかり足で蹴ってバランスを取る練習からスタートできるため、自転車への移行もスムーズにできますよ。また何より軽いので、ストレスなく操作できるのは大きいメリット!
これから自転車デビューを検討している方は、ぜひストライダー14xをチェックしてみてください!