ストライダー卒業生インタビューVol.3|様々なスポーツに挑戦し続ける山崎奏ちゃん
ストライダーキッズへのメッセージは「あきらめずに努力すること」
2歳からストライダーを始め、多くのレースに参加。名古屋大会では決勝進出も果たした山崎奏(かなで)ちゃん。ストライダー卒業後はチアリーディングやフィギュアスケートなど複数のスポーツに挑戦。
何事もアクティブに挑戦する奏ちゃんのルーツをお父さんとのインタビューを交えて掘り下げていきます。
みぞれ混じりのストライダーカップで楽しさが覚醒
1才の終わりにストライダーをクリスマスプレゼントでもらった奏ちゃんでしたが、実は1年ほどストライダーには乗っていなかったそうです。周りに乗っている人もいなかったというのが大きな理由でした。
2才終わりにはじめてストライダーカップに出場したのですが、その日はあいにくのみぞれ混じりの天候でした。初めてのレースに奏ちゃんは泣いてしまったそうなのですが、実は寒くて泣いていたのではなく「友達と走れて嬉しかった」とのことでした。
嬉しそうな奏ちゃんを見てお父さんのスイッチが入りました。チームを作るために当時のSNSコミュニティ「mixi」を活用してメンバーを集めて練習をするまでに熱が入っていきました。
名古屋ラウンドでさらにストライダー熱が加速!
チームの練習の成果として、名古屋ラウンドではなんと決勝まで進出した奏ちゃん。
この結果がお父さんのストライダー熱をさらに加速させます。カスタムパーツを充実させて、マシンの性能を向上させることにハマりだします。
奏ちゃん自身は当時のレースについて「初めは緊張するけど、スタートしたら緊張がほぐれて気がついたらゴールしている感じ」。
決勝進出した時は「これからもっと頑張ろう」と思ったそうです。子供ながらにこういうイベントでの経験というのは意外と心に残っているのかもしれません。
一番大切なのは「ゴールすること」
ストライダーカップへの出場回数を重ねるごとにお父さんの力の入れ方が大きくなっていった山崎家ですが、その中でお父さんが大切にしていることは「とにかくゴールすること」時に力が入り熱くなってしまうところがありますが、とにかくスタートしたら一位じゃなくても転んでも泣いても「ゴールができたら拍手をしてあげる」ということは常に大事にしていたとのことです。
ストライダーカップで友達が増えた!
奏ちゃんにとって一番の思い出がストライダーカップに出ることで友達ができたということでした。大会に出るごとに新しいお友達が増えて嬉しそうなのが写真からも伝わってきますね!
ストライダーで鍛えられた「体幹」
現在、奏ちゃんがチャレンジしているスポーツは多岐に渡ります。
1:チアリーディング
2:フラッグフットボール
3:フィギュアスケート
4:インラインスケート
5:スキー
ストライダーをしていたことで、足腰が鍛えられてどんなスポーツにも必要な「体幹」が鍛えられていたのではないかとお父さんは振り返ります。
色々な夢を選べるようになりたい
ストライダーを卒業してから全力で色んなスポーツにチャレンジする奏ちゃん。
「色んな夢を選べるようになりたい」とのこと。
編集部あとがき
山崎さん親子を見て感じたのが「2人のチーム感」でした。
奏ちゃんに限らず子供は可能性のかたまりで、お父さんもとにかく奏ちゃんに多くの「きっかけ」を与えているのが印象的でした。ただここで大事なのがお父さんのポリシーでもある「ゴールしたら拍手をしてあげる」ということ。これは言い換えると「スタートしたら手を出さずに、見守る」ということだと思いました。
ついつい子供の動作が遅かったりすると手を差し伸べてしまったり、時には強い言葉をかけてしまうことがあるかと思いますが、親ができることはとにかく「見守る」ということなのかもしれません。
今は「色んな夢を選べるようになりたい」と言っている奏ちゃんもいつか自分の道を決めて歩きだす時がくるかもしれません。その時に力強い一歩を踏み出せるようにこれからも色んな経験をしていって欲しいと思います!
合わせてインタビュー動画もぜひご覧ください!