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「おしえて!スタッフさん」inラテストバイク目黒2号店

・今日お話ししてくれる方:「ラテストバイク」 川口社長 (趣味:サッカー)☆以後:川口さん

・インタビュアー:ストライダー営業マン  ☆以後:営業

・今日お伺いしたお店:

営業:「ラテストバイク 目黒2号店」さんはどんなお店ですか?

川口さん:ストライダーをメインに子供自転車から電動自転車の販売をやっています。歩いて1分以内のところにある1号店は修理を請け負っているのでタイミングによってはゆっくり接客できないんですよ。お客さんの相談に乗ってじっくり商品を選んでいただきたいので、ゆっくり商品を見れて試乗できるお店として2号店を作りました。最近お客さんにストライダー屋さんと呼ばれています。(笑)

営業:確かにお店の外からみたストライダーのインパクトが強いですね(笑)

川口さん:皆さんストライダーを試乗しに来てくれます。試乗っていっても子供には初めての乗り物だから乗れるわけなくって僕のような知らないおじさんの前でまたげるだけですごい事なんですよね。前に進める子なんてほんとうに稀です。親御さんはストライダーを知らないから、お子さんがまたいで止まってる状態をみて「うちの子は乗れないね。。。諦めよう」ってなっちゃう方が多いんです。そこで可能性を捨てちゃうのはきらもったいないって思うんです。うちの娘なんて見てくださいよ(スマホの映像を見せて)ぜんぜん乗れてないんですけど楽しそうでしょ(笑)これでも彼女はストライダーで原っぱを歩けるようになったことが嬉しくってすごく楽しそうです。だからなかなかうまく乗れなくっても親御さんには長い目でその時間を楽しんでほしいですね。

営業:川口さんはおいくつから自転車のお仕事をされているんですか?

川口さん:24才の時です。それまでは大手の生活雑貨店で働いてました。幅広い内容の仕事をしてたくさん学ばせてもらいましたが大きな会社は自分が抜けても変わりの方が入ってくるし自分にしかできない替えの利かない仕事をしたいなとおもって転職しようと。それで京都のまだ駆け出しだった自転車店で働きはじめたんです。

営業:そのころから自転車がお好きだったんですか?

川口さん:いや、まったく(笑)前の会社で自転車の研修を受けて販売していたのでなんとなく(笑)そんな感じで飛び込んでみたら楽しくってこの業界面白いなと思ったんです。ガチな自転車店じゃなくて、自転車だけじゃなくて自転車のある生活も面白いよってライフスタイルを提案するお店だったんです。そこに共感した部分もあって。15,6年前に自転車がものすごく売れていた時期があったんです。春需要の時は夜中4,5時まで働いて、ちょっと寝てまた朝から働いてみたいな時もあったけど楽くてやれてました。

営業:すごいパワーですね。そのパワーの源はなんだったんですか?

川口さん:会社で僕に自転車を教えてくれた方が楽しく教えてくれたんですよ。自転車のマニアの方なんですけどすごい遊び心のある先輩で。今でも覚えてるんですけどその人と仕事している事自体が楽しかったからかな。

営業:楽しい事ってパワーを生むんですね!

川口さん:そうですね。そーこーしているうちに会社も大きくなって東京進出しお店も一気に増えました。僕は先代の社長から受け継いだイズムで利益や効率じゃない部分を大切にして仕事していたんですが、会社が大きくなってくるとだんだん利益優先になっていってそこで自分のやりたい事と会社の方向性がズレてきたんです。会社もこれからだという時でしたが自分がやりたい事を大切にしたかったので退社しました。そして独立してラテストバイクを立ち上げます。

営業:ついに…川口さんがおいくつの時ですか?

川口さん:33歳です。ためらいはなかったですね。成功するイメージもなかったけど(笑)そんなことよりも会社を抜け出してやってみたいという気持ちが強かったんです。僕を気にかけてくれて相談に乗ってくれる方が資金を助けてくれたりして、なにか始める時ってそういうきっかけや縁なんだと思いました。1店目の目黒から2店目は戸越銀座(今は移転)、3店目は京都、4店目はミズマチとオープンすることができました。専門用語が飛び交う暗い店内じゃなくて、もっと明るくて清潔なお店で楽しく自転車を選んでほしくってちょっとでもいい自転車生活を送ってほしいなという気持ちでやっています。

営業:ありがとうございます!
さて話はそれますが川口さんのプライベートについても興味深々なんですがご結婚はなさっているんですか?

川口さん:本当にそれますね(笑)はい。結婚していて12歳の息子と2歳の娘がいます。息子はダサいこと言ったりやったりしてくれるから面白いです。子供の行動って大人からみたら「こいつあほやなぁ~」と思う事たくさんあるじゃないですか?それを裏切らず体現してくれていて愛らしいです(笑)娘は今まさにストライダーに興味を持ち始めていてかわいくってしょうがないですね。

営業:子供たちにはどんな風に育ってほしいですか?

川口さん:恥ずかしがらず自分を表現できる人になってほしいです。これからの時代って会社に所属している人でも個人で仕事をとっていくようになると思うんです。特に娘が成人する20年先の社会って今とはだいぶ違うんじゃないかと。今までなんとなくぼんやり思ってたんですけど、子供たちや今の世の中を見ててより強く思うようになってきました。表現することを恥ずかしがって「いやいや」って遠慮すると仕事ができなくなるんじゃないかって思うんです。自分がここにいるよって、失敗してもいいから恥ずかしがらずにできる人が今後それなりにうまくいくのかなと。とは言っても僕自身性格的にそっちのタイプじゃないので(笑) 自分自身も成長したいなって活動しているところがあるんですよ。だから自分が身をもって思うがゆえに子供たちに教えてあげたいなって思います。

営業:なるほど…話がそれますがマイブームはなんですか?

川口さん:ほんとにそれるなぁ(笑)マイブームねぇ…う~ん(考えて)あ、サウナ!僕本当に目が悪くて眼鏡ないと全く見えないですよ。だから眼鏡をかけられない銭湯とかサウナって敬遠してたんです。シャンプーどれだみたいな…だけど最近家族の付き合いで無理やり行ったんですよ~ いやいや、そしたら見えないことが逆に楽しくて(笑)何やってても見えないじゃないですか。湯気も立ち込めてるしもう、人がボヤっと見えるくらいで。あんまり見えない状況だとなんか自分の世界に没頭できるんですよね(笑)そこに気づいたら楽しくなってきて、一人になれる空間って面白いなって

営業:瞑想みたいですね

川口さん:そうそう。で、よしサウナ覚えようとか思って入ってみたんですよそしたら熱すぎて一秒くらいで出てきてしまって。

営業:ほとんどドア開けただけですね(笑)

川口さん:で、みんなどうしてあんなに長く入れるんだろうって教えてほしいって思って知り合いに聞いてみたんです。才能がいるのかなぁって(笑)そしたらみんな「最初は我慢だ」って。あ、やっぱ我慢なんやって。みんな熱いんやって(笑)口呼吸がいいよとか下段がいいよとかいろいろ教えてくれてなるほどとか思って。覚えたてを今楽しんでます。

営業:何事も楽しむことが重要なんですね。
川口社長、今日は快く貴重なお話を聞かせて戴きありがとうございました!

 

LATTEST bike 目黒2号店
東京都目黒区下目黒2-20-21 TOYビル1階
TEL:03-6421-7601