ストライダーの安全3原則について聞きました!
ストライダーには、楽しく、そして安全に遊んでいただくためのルールがあります。
ストライダーの安全3原則
1.ストライダーは公道走行禁止です。
2.ヘルメットは必ず着用しましょう。
3.遊ぶ時は保護者同伴で
この「ストライダー安全3原則」について、改めて考えてみよう!という事で、ストライダージャパンがとてもお世話になっているヘルメットのメーカーさんと、マウンテンバイクのライダーさんにストライダーのルールについて、詳しくお話を伺いしました。
こちらのお2人!
ストライダーを公道で乗ってはいけないのは、なぜ?
<有薗さん>:当たり前のことですが危険性が高いからです。交通ルールを理解できない年齢の子どもが道路で走行するのは極めて危険であることを今一度認識いただきたいです。
<柿山さん>:ペダルを漕いで進む機能が付いていないストライダーは道路交通法上、公道走行可能な軽車両の「自転車」の分類には入らず、自転車と同じようには道路での走行はできません。これはブレーキの有無は関係ありません。ペダルが無いランニングバイクは全て道路での走行はできません。
<有薗さん>:安全知識の学びと理解、知識を実行できるスキルが整うまでは事故の原因になる可能性があります!
<柿山さん>:あとは子供が夢中になってしまい、車道に飛び出してしまったり、という危険性があるためです。
ストライダーに乗るお子さんの交通ルールに対する理解と知識がまだ未熟なうちに公道を走行させることはとても危険なんですね。
ヘルメットはかぶらないとダメなの?
ストライダーで遊んでいるお子さんがヘルメットをかぶっていないのを見かけると、「正直、怖くて見ていられません!」と有薗さん。その理由についても話してくれました。
<有薗さん>:大人の自転車と比べてストライダー(小さい乗りもの)の場合、地面と頭までの距離が近いのでバランスを崩してから地面に頭をぶつけるまでの時間が短いです。手が出る前に重たい頭が先に地面に叩きつけられます。起こってからでは取り返しがつかないのです。
子どもは想定外の行動をするのが当たり前。いろんなところに行ってみたい、道なき道を行くことだってある。そんな好奇心にあふれたお子さんに”冒険”をさせてあげれるのも「安全」という安心があるからこそ。
子どもの自転車乗車時には『ヘルメット着用努力義務』という法律があるのをご存じですか? その名の通り、お子さんが自転車に乗るとき、お子さんを自転車に乗せるときは、保護者の方がヘルメットを着用させるよう努めなければならない、という”法律”です。
<柿山さん>:弊社の一般保護者向けアンケートでは『子供の自転車乗車時のヘルメット着用努力義務法律』を半数が知らないことがわかりました。 法律の周知とともに、
①自転車事故の多さ(3分に1件発生)
②転倒による頭のケガの割合の多さ(自転車事故の死因60%以上が頭部損傷が原因)
③ヘルメット着用による命を守る割合(正しく着用することで死亡の確率を4分の1に減らすことができる。※参考データ:(公財)交通事故総合分析センター)
この事実の周知を図っていきたいですね。
子どもがイヤがるから…、少しだけだから…、ということがもしあったとするならば、そんな時は思い出してもらえたら嬉しいです。
<有薗さん>:何よりも大切な命を守るため、お子さんが小さいうちからヘルメットをかぶる習慣を身に着けることが大切です。
柿山さん、有薗さんのお2人がおっしゃるように、ルールには必ず意味があり、守ってはじめてその意味を成すんですね。
大切なお子さんの命を守るのは、私たち大人の役目です。
やってはいけないことや、危ないことは、お子さんと確認しながら正しいことを伝えていきたいですね。
今、お子さんとお家で過ごす時間が増えた方は、ぜひこの機会に、お子さんと一緒に話し合ってみてはいかがでしょうか。
■株式会社オージーケーカブト
https://www.ogkkabuto.co.jp/
■EBERY BUDDY STRIDER
http://everybuddy-strider.jp/
有薗さんが、全国の保育園や幼稚園などで実施している「エブリバディストライダー」。
ストライダー(ランニングバイク)を使って体験する、新しい幼児体育プラグラムです。 子ども達の様々な能力向上はもちろん近い将来に必要になる交通ルールや、自転車マナーも意識した取組みです。
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