【STRIDER CUP 2018 東京ラウンド】この涙は、強さになる。
『ストライダーカップ』
それは、子どもたちが主役の舞台。
本戦に参加しているのは2才〜5才のまだまだ幼い子ども達。
総勢900人近い小さな子どもたちが、ゲートから一人でスタートを切りゴールを目指しました。
そして2日間に渡る大会、その中でストライダーカップ大会会長である岡島は子どもたちにこのような言葉を掛けました。
「スタートをしたら、パパもママもついてきてはくれません。止まってしまっても転んでも、助けには来てくれません。だけど、パパもママも絶対にゴールで待ってくれています。だからパパやママを信じて、そして自分を信じて頑張ってください。」
レース最初を飾るのは2才クラス
さて、そんな中でスタートをした初日、レース最初を飾るのは2才クラスのまだまだ、赤ちゃんといっても良い子たち。皆お兄ちゃんたちと同じ装備をしてグリッドに整列しています。
トップクラスの子どもたちは自身の身長よりもはるかに高いスタート位置から一気に駆け下り、ストライダーをグングン加速させてゴールまで止まることなく進んでいきます。
でも、まだまだ2才児。スタートの音や、転んで泣いてしまったり、お父さんやお母さんから離れられない子、スタート待ちで寝てしまう子、いろんな子がいます。
しかし大人の都合でレース進行を優先したりはしません。子供たちが全員、自分のペースで完走できるように皆で声を掛けていきます。
子どもたちは泣きながらも、ゴールで待つパパママのもとへよちよち1歩1歩進んでいきます。
次のレースは4才クラス。
まず、グリットでの顔つきが違います。真剣なまなざしでスタートの合図を待つ彼らの表情はまさにレーサー。たった2年、でもこの2年で子どもはこんなにもたくましくなっていきます。
4才にもなると、自分がどうしたいかを考えて、自分の意志でストライダーを楽しんでくれている子どもたちが多くなります。そして周りの言葉も理解して自分の気持ちも言葉でも伝えることができます。
だからかパパママとしても、きっと熱が入ってしまうこともあるかもしれません。でも、ここはストライダーカップ。子どもたちが主役の舞台。“もっと”という気持ちを押し込め、こどもを信じゴールで迎えるパパママ達の表情もとても輝いて見えました。
2日目、3才クラスから始まります。
3才ともなれば、速く走れる子・ゆっくりでも着実に進んでいく子、かなり多様性があります。
そして速い子も転んでしまい遅れをとっても、周りの声援に押され、折れそうな心をぐっと我慢している子どもたちは本当にカッコイイと感じました。
さあ、クライマックスは5才クラス
『レディーセットゴー』の声で勢いよく飛び出していきます。
5才クラスになると、スポーツとしてのレースを見ているような気持になります。
そして何よりも凄いのは、転倒してもすぐに立ち上がりスタートをきる子が多いこと。
転んでしまったとき、その状況を理解するのに時間がかかってしまったり、泣いてしまって進めなくなるのが普通だと思います。でもすぐに前をみて立ち上がり、あきらめずに前を追っていく。
そして周囲の「頑張れ」の声援にしっかりと応えるようにゴールを目指す後姿を見送るとき、子どもたちの強さに心が震えたのを覚えています。
きっと、いっぱい練習もしたのでしょうし、今年が最後、そんな思いもあるかもしれません。
「全員完走」それを目標に、子どもたちをゴールまで応援し続けた2日間
何かに真剣に打ち込むと、こんなにも子供は成長するのだと感じることができました。
ストライダーカップには様々な子どもたちの涙があります。
そしてそれは年齢によってもいろんな感情があると思います。
どんな場面でも泣いている子どもを見ていたら、パパママは駆けつけて抱きしめてあげたいでしょう。
でも「こどものちから」を信じて、見守ることが、目に見えない力になって小さなライダー達の背中を押しているのだと感じます。
ストライダーカップが始まって8年。
この舞台はスタッフが作っているものではありません。
参加してくださっているみなさまと作りあげている舞台です。
毎年入れ替わっていく子どもたち
時代が変わっても
頑張る子どもたちを応援し続けられるそんな舞台でありたいと思います。
みなさまありがとうございました。