ストライダーカップ2021大阪ラウンド 開催レポート
大阪万博記念公園で7月17日(土)-18日(日)に2年ぶりに開催されたストライダーキッズの祭典、ストライダーカップ。コロナ禍によって2度にわたる延期となりましたが、無事、無観客で規模を縮小しての開催を実現することができました。
2日目、突然の雷雨で3歳クラス決勝と14xクラスが中止になってしまうというハプニングに見舞われましたが、真っ青の空とギンギンギラギラの太陽の下でそびえたつ太陽の塔の下に集まってくれた700人近い子どもたち。ひとりひとりがストライダーカップのスタートゲートからそれぞれのゴールに向かって力いっぱい走ってくれました。
2日間にわたって会場に満ち溢れた「こどものちから」の全貌を、写真とレポートで振り返っていきます。
ストライダーカップ｜RACE
スタートグリッドでは、MCが1人ずつ選手のお名前を読み上げます。
はーい！
ドキドキ。
まっすぐ前を向いて。
それぞれの想いを乗せて、いざ、『Ready Set Go～！』
一斉に飛び出す選手たち。
スタートゲートが開いたら、そこから先は1人。大人が立ち入ることのできない場所。
ゴールで待っているお父さん、お母さんを信じてこども達は走り出します。
自分のペースで。
自分の力で。
ストライダーカップは『全員完走』。
最後のFINISHラインを超えるまで、みんなで見守ります。
2才クラス、3才クラスの選手たちは、全員がはじめてのストライダーカップ。この日のことをこの先も覚えていてくれるといいな。
年齢が上がるにつれて、スタート前のその表情は一気に力強さを増します。
スタート台から見える景色は、私たち大人が思うよりも高く感じることでしょう。ここからスタートを切ることさえ、大きな勇気がいる。
自分の力で立ち上がる。
前へ、前へ。
順位よりも大事なものが、ここにはある。
頑張ったからこその涙だね。
ストライダーカップ｜Contents
ストライダーカップの会場では、ストライダースクールやワークショップなどレース以外のコンテンツも色々ありました！
まずはメインステージで行われた『北京オリンピックBMX日本代表の阪本章史さんとストライダー卒業生の岸龍之介選手（15）と古家詩音選手（14）によるトークショー』！！次期オリンピック候補でもある現役BMXライダーの吉村 樹希敢選手（25）と西村寧々花選手（16）も駆けつけてくれて、ストライダーキッズにBMXの魅力をたっぷりと伝えてくれました。
トークショーの後のパンプトラックでのデモンストレーションでは迫力あるジャンプも披露！ストライダーキッズと対決をしてくれたり、プッシュ＆プル走行を教えてくれたりという一面も。
2日目にはストライダーカップメインコースでエキシビションマッチも実施しました。ストライダーカップでもチャンピオンに輝いたことのある岸龍之介選手と古家詩音選手は、約10年ぶりのストライダーカップのスタート台に興奮気味…！
なかなか見ることができないスピード感のあるライディングに会場からは大きな拍手が！圧巻の走りでした！
そして、ストライダーカップと言えば…元全米NFLプロチアリーダー堀池薫子さん率いるストライダーカップオフィシャルチアリーディングが会場を盛り上げてくれます。
ストライダーキッズテーマソング新曲での初お披露目となりました。ユニフォームも一新してひと際明るく輝いてたキッズたち。
これからレースに臨むストライダーキッズにエールを送りました！
さて、こちらは『レースオフィシャル』。本物のレースオフィシャルと同じ衣装を着て、コースのメンテナンスを行っていただく体験コンテンツ。3名1チームになり、風で倒れたコーンやペナントの修復や、みんなが使うベンチの消毒やセッティングをしてもらいました。暑い中、チームで協力しながら元気によく働いてくれました！💮
こちらは0才から参加できるストライダーカップ、1才半未満のベイビーライダーによる、ロッキングストライダーゆらゆら選手権。
その場にいたみんなが癒されたコンテンツでした♡
メインステージではブレイクダンススクールも。TOKYO2020の次のオリンピックから正式種目となるブレイクダンス。世界でも活躍する兵庫県のダンスチーム『明石ブレイカーズ』のメンバーに来ていただきダンススクールを開講！おもしろMCに笑いが絶えませんでした＾＾
毎回大人気のコンテンツ、自転車のプロライダーが講師を務める”楽しく学ぼう！”がモットーのストライダースクール。
今回講師を務めてくれたのは、この4名のライダーでした。
■ストライダーよちよちスクール｜講師：吉田 幸生（BMX／フラットランド）
■ストライダートリックスクール｜講師：吉田 尚生（BMX／フラットランド）
■ストライダーレーシングスクール｜講師：有薗 啓剛（MTB／トライアル）
■ストライダー14xで自転車デビュー｜講師：守上 大輔（MTB／トライアル）
プロライダーから教えてもらえるとあって、子どもたちはみんな真剣な表情でしたが、実際に技を見せてもらったり、終始笑いもあり、楽しいスクールになりました。スクール後にはライダーの直筆サイン入りの修了証をお渡ししました。スキルアップを自慢しちゃおう✨お家でもやってみてね！
こちらはストライダーオフィシャルショップで実施していたドーナツショップ店員さんになれる体験コーナー。「いらっしゃいませ！」「ありがとうございましたー！」と元気な声が響いてましたよ。
ストライダーキッズに一番人気だったのは『スーパーボールすくい』！キラキラするもの大好きですよね＾＾
水浴び、気持ちぃーーーーーーーーっ！
ストライダーカップ2日目、ストライダーカップの会場は雷が鳴り響き、激しい雨が降り続きました。残念ながら、3才クラス決勝、14xオープンクラスのレースは実施することができませんでした。
14xオープンクラス参加予定だった選手は試走までとなってしまいました。
ストライダーカップ｜決勝レース
2才～4才の決勝進出は予選を勝ち上がってきた24名の選手で行われます。
2才クラス｜決勝
2才クラス｜リザルト
1位 18 たけむら たお（BOY）東京都
2位 140 まつうら りょう（BOY）大阪府
3位 178 わたなべ なる（BOY）大阪府
4才クラス｜決勝
4才クラス｜リザルト
1位 86 はやし しゅうと（BOY）群馬県
2位 130 にわ さくたろう（BOY）埼玉県
3位 50 みむら がくと（BOY）滋賀県
1～3位までの選手には、ニューエラさんからストライダーカップウィナーズキャップが贈られます。ストライダーカップ勝利の証✨
約2年ぶりのストライダーカップは、度重なる延期により猛暑の中での開催となりましたが、そんな中集まってくれた子どもたちから、たくさんのパワーをもらった2日間でした。
たくさんの笑顔と笑い声に包まれた太陽の塔の下には、確かに「こどものちから」がありました。
ストライダーカップはこれからも、「こどものちから」と共に歩んでいきます。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました！
また逢う日まで。
